ウィスキー

【原料】ウイスキーは何から作られるの?日本のウイスキーの原料についても解説

投稿日:2018年10月9日 更新日:

 

ふー、仕事の後の一杯は格別だ。
ねぇねぇカイチョー、ウイスキーって何から作ってるの?
えーと、色んな原料があるんだよ。
ウイスキーは茶色だから、馬とか煮てるのかな?
違う違うw

日本酒はお米、ワインはぶどうのようにわかりやすいですが、ウィスキーの原料はピンときませんよね。

この記事ではウィスキーの原料の解説と、原料ごとの代表的なウィスキーも紹介しますね。

 

 

ウィスキーの原料は?何から作ってるの?

ウィスキーの原料は大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物です。

穀物の見た目は、お米の稲をイメージしてもらうと分かりやすかと思います。

 

大麦とは

大麦はイネ科の穀物で低温や乾燥にとても強いです。日本では北海道、世界ではロシア、カナダといった気温が低い国で大麦をたくさん作っています。

むかしは現在ほど米が多くなかったため、米の不足を大麦でまかなっていました。

よく聞く「モルト」とは大麦の発芽させた(麦芽)状態のことです。大麦のみを原料としたウイスキーを「シングルモルト」と呼びます。

大麦は育てやすいってことか!
そうそう、小麦に比べて寒い地域で育てられるのが特徴だね。
ちなみに米と、トウモロコシ、麦の3つは世界三代穀物だよ。
なるほろー。

 

ライ麦とは

ライ麦もイネ科の栽培植物です。英語で「Rye」と書くため日本語ではライ麦と呼ばれています。

小麦よりも育てやすく、土の状態が良くない畑でも育つことから、むかしは生産が盛んでした。しかしパンには小麦の方が合うことから徐々に栽培量が減っていきます。

ライ麦はウィスキーに使われるとドライ(辛味)でスパイシーな特徴が出ます。

 

・人気のライウイスキーは「ノブクリーク(KNOB CREEK)」

2度焼きした特別なオーク樽で9年の熟成を行なっており、ライウイスキーでも複雑な香ばしさがあります。味の力強さと、ライ麦のスパイシーな風味も堪能できます。

ちょっと飲んでみたいわね。
スパイシーって言われる意味がわかると思うよ。

 

トウモロコシで作るウイスキーはどんな味?

主にカナディアン・ウィスキーや、ケンタッキー州・テネシー州ウイスキーで原料とされているトウモロコシ。

トウモロコシで作ったウィスキーは「バーボン」と呼ばれています。有名なジャックダニエルはテネシー州で作れれており、甘さが際立っているのはトウモロコシが原料になっているのがひとつの答えです。

スコットランド産という意味の「スコッチ」(Scotch)の9割はバーボンの樽が使われています。大量生産されているワイルドターキーやフォア・ローゼズなどがそれにあたります。

原料の割合でコーンを80%以上使っているものをコーンウイスキーと呼び、とても特徴的なウイスキーに仕上がっています。

人気の「プラット・ヴァレー」はコーンの甘みが素直に感じられ、まろやかな甘味がとても美味しいです。ボトルも特徴的なデザインなので部屋に飾りたくなります。

その他の原料

・1990年代には静岡でお米で作られたウイスキーがありました。現在は製造されていません。

・栄養価の高いキヌアを原料としたウイスキーが、アメリカのコルセア蒸溜所で製造されています。

キヌアはプチプチとした食感がよく、栄養価も高いことからお米といっしょに炊いて食べる方もいます。

食物繊維やタンパク質、ミネラルなどが豊富でありNASAが宇宙食として認めています。

キヌア以外にもアワ、キビ、ソバなど様々な穀物でウイスキー作りを試行錯誤されています。

おもしろいことしてる製造者がいるのね。
こういう人たちがいることで色んなウイスキーが楽しめるんだ。

 

日本のウイスキーは何を使っているのか?

ジャパニーズウイスキーは原酒不足という背景があり、海外から輸入した原酒をブレンドしています。

ウイスキーで有名なスコットランドではかなり厳しい規制があり、製法や表記が法律でしっかり決められています。

一方、日本は輸入原酒をブレンドしても国産の表示ができます。細かくいえばウイスキー原酒が10%超えていれば、それ以外は焼酎を混ぜようが、カラメルで色を付けようがウイスキーとして販売しているのです。

こういったことから日本の酒税法に意義を唱える方もおり、世界のウイスキーに比べると恥ずかしい一面があります。

もちろん「イチローズモルト」など素晴らしいウイスキーはありますが、スーパーなどに並ぶ安価なジャパニーズウイスキーはあまり美味しくありません。

居酒屋でハイボールが流行っていますが、ほとんどが残念なハイボールです。

 

日本の大量生産のウイスキーはダメなのか?

安くて雰囲気だけでも楽しめればという考えもあるので、一概に否定は出来ませんが本当のウイスキーの味を知ると、とても安価なウイスキーは飲む気にはなりません。

ちゃんとした100%のフルーツジュースと果汁3%のジュースって全然味が違いますよね?それと同じです。

ウイスキーについて書いている多くのブログやサイトを見ても同じ意見が多いです。

なんとかスコットランドのように真面目にウイスキーを作って欲しいですが、これだけ出回っていて利益が出ていると改善は難しいことが想像できます。

 

原材料にモルト・グレーン・スピリッツって書いてあるけど?

安価なウイスキーの原材料を見るとモルトや、グレーン、スピリッツと書いてあります。

・モルト・・・大麦の麦芽のこと。麦芽(ばくが)とは発芽した麦のことを指します。

・グレーン・・・トウモロコシや小麦が原料。モルトと比べると風味が少ない。

・スピリッツ・・・蒸留酒のこと。ウォッカ、ラム、ジン、焼酎など全てが蒸留酒に当てはまります。

それぞれの意味がわかったところで、日本の法律で「ウイスキー」と名乗るには次の条件があります。

”モルト・グレーンの原酒が合計10%を超えていればOK”

イギリスでは熟成3年以上が条件です。日本ではなぜか紛い物がウイスキーと名乗れてしまう不思議があります。

 

まとめ

・ウィスキーの原料は大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物

・様々な原料でウイスキーは作られてきた

・日本の安価なウイスキーは美味しくない

ウィスキーの原料を知ると、意識して飲むようになるのでまた味の深さがわかるようになってきます。

機会があれば、原料を生でかじって味を知ると面白いですよ。

是非、ウイスキーの深さがわかる大人になってくださいね~。

 

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カイチョー

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ブログ訪問ありがとうございますm(_ _)m 東京在住・Web業界の30代サラリーマンです。 ポリシーとして出来る限り体験した経験をもとに記事を書いているのと、「事実性」と「ちょっとしたユーモア」を大事にしてまっする。

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